正規表現 (Regular Expression)
ある文字列のパターンを記号で表すことが出来る方法のこと。
例えば、日本の郵便番号であれば以下のように表せる。
code:正規表現(Regular Expression)
〒¥d{3}-¥{4}
解説: ¥d{}は数字(dはdigitalのd)で、{}内は桁数を表す。
郵便記号のあと3桁の数字、その後にハイフン、そして4桁の数字が来るという事を表せる。
プログラミングやテキストエディタでは文字列のパターンマッチに使われることが多いが、
RPAにおいても様々な用途で活用することが可能。
RPAにおける用途の例としては例えば以下のようなものがある。
文字列のパターンによる検索
マッチした文字列の置換
文字列の抽出
マッチした文字列のうち必要な部分だけを変数に格納して利用する
(例: 令和12年7月7日、といった文字列の中から数字だけ抜き出してくるなど。)
入力データが想定したものかどうかのチェック
(例: メールアドレスを入力データとしている箇所に電話番号等、異なるパターンのデータの入力があった際に検知する。など)
Botが入力したデータが意図したものになっているかどうかのチェック。
(例: 仕方なくKeyStrokesでデータ入力した際に、対象のアプリケーションのフォーム等に正しくデータが入力できたかをチェックする。) 文字列から不要な個所をマッチさせて削除する。
(例: 本当は1行にしたいのに改行が入ってしまっている文字列から、改行のみを削除する。)
フォーマットの書き換え。
(例: A+B+Cという並びの文字列をB+C+Aにする。など)